レイヴァルト家

不定期更新。ネタバレ&妄想だらけなので閲覧の際はご注意を...

評議会議長選挙


近衛騎士隊トーナメントに優勝した俺は騎士隊長に任命され、年末に評議会議長を決める選挙に出ることになった。
正直言って面倒だ。こういう表に立って話したり目立つようなことは苦手だ。

候補者は俺を含む4人。
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…何だか俺だけ若い。場違いじゃないのか…貫禄が無さすぎる。
ジェネの母親のエリーゼさん以外は知らない。


騎士隊長だけでも重荷に感じてるのに…
頼むから議長は他の人になりますように!
?!なっ…待て、身体が勝手に動いて 自分に票を入れてしまった!(中の人の陰謀)

( ゚д゚)ポカーン



「投票の結果、評議会議長はジュリ・レイヴァルトさんに決定致しました。」

「……だ」

「…ザワザワ」

「嫌だ!!!」

全力で拒否する俺。ざわめく周囲の人々。
そんな俺にジェイソン陛下は優しく肩をポンと叩いて

評議会議長はジュリに相応しいと思うよ。大丈夫、支えるからさ。」

そう言ってウィンクをする。
いや…
……仕方ない。嫌とは言えない雰囲気だ。(さっき言ったけど)


「コホン…議長の大役、謹んで承ります。」


俺がそう言い終わるとその場が大きな歓声と拍手に包まれる。

騎士隊長に評議会議長…俺に務まるのか…
来年は忙しくなりそうだ。


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親友との試合

近衛騎士隊トーナメント 決勝戦

遂にこの日がやってきた…
俺は苦戦しながらも何とか試合を勝ち抜き、いよいよ決勝戦。
相手は親友のジュリ。

ジュリは普段はクールで何考えてるかわからない奴だが、戦いになると一気に雰囲気が変わる…
何というか、すごい殺気を感じる。
一番戦いたくない相手と当たってしまったなぁ…

そんなこんなで試合開始。
お互い武器を構えて向かい合う。
…怖い。ジュリが怖い。
背後にどす黒いオーラを纏っている。
いやいやいや!?試合相手は俺だよ?親友だよ?!
何でこんな全力で殺しにかかるような顔してるんだ…


剣を装備している俺に対してジュリは有利な銃を選んでいた。
瞬きをする間もないくらい素早い銃撃に俺はいつの間にか地面に突っ伏していた。痛みも感じないくらい…
でも少し経ってからすげぇ痛かった。
あぁ…負けたんだな。


優勝したジュリを讃える拍手が鳴り止まない。若くして騎士隊長に登りつめたのはほんとにすごいと思う。
負けたのは悔しいけど、努力してるのは知ってるからな…朝から夜まで探索してるし。
旅人だった時と比べるととても逞しくなったと思う。


「ジェネ、お疲れ様。」

試合に負けて落ち込んでいる俺に話し掛けてきたのはジュリだった。

「ジュリ、やっぱり強いよなぁ…
全く適わないな。」

「いや…まだまだ強くならないと。」

「来年から騎士隊長だろ?ますます頑張らないとな!」

「俺が騎士隊長なんて…務まるかどうか…」

「大丈夫だって、俺が支えるよ。
ほら、昔 騎士隊長だったジャスタスさんもいるだろ。たしか親友だったよな?

「そうだな、ありがとう…
ジェネと戦えて、嬉しかった!」

そう言ってニコッと微笑むジュリを見て思わずドキッとしてしまった。
だってあの滅多に笑わないジュリが…!
恋とかそんなんじゃ絶対ないけど、いいなって思った。笑顔めちゃくちゃかわいいからもっと笑えばいいのにな…
本人には言わないけど。

「俺もジュリと戦えて嬉しかったよ。
今度戦う時は負けないからな!」

またそれまでに鍛え直さないとな。
優勝おめでとう、ジュリ。

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出会い~結婚


…正直 どこでもよかった。あの窮屈で息苦しい国から逃げられるなら。

皆が寝静まった頃、俺は最低限の荷物を抱えて船に乗り込んだ。身分や金なんていらないから、せめて普通にのんびり暮らしたい。さようなら、俺の故郷…


目が覚めると辺りはすっかり明るくなっていた。船は停まっていて、どこかの国に辿りついたようだった。
ここがどこかも分からないが、とりあえず船を降りてみることにした。

船を降りてすぐに近くにいた国民に聞いたところ、この国はジェイソン陛下が治めるエルネア王国らしい。
せっかくだし、この国を色々見て回ることにするか…



寝付けない夜…俺はこの国にやってきた頃の事を思い出していた。
隣にはステファニー。愛らしい顔ですやすや眠っている。
帰化してからもう数年経っていた。

ステファニー「眠れないの?」

ジュリ「!起きてたのか…」

眠っていると思ってたから急に話し掛けられて驚いた。

ス「ねぇ、ジュリ君。私達が出会った時のこと覚えてる?」

ジ「覚えてるよ」

「運命の人ってほんとにいるんだなって思った。」

ス「私も同じこと思ってたよ。ジュリ君の猛アタックにはびっくりしたけど(笑)」

ジ「あの時は必死だった。頭の中がステファニーでいっぱいで…

ス「それで私と結婚したいからこの国に帰化することに決めてくれたんだよね?」

ジ「うん、まさか自分が恋愛するなんて思ってもみなかった。」

俺は今まで恋愛には無縁で好きとか嫌いとかそういう感情を知らなかった。
だからステファニーを一目見た時、何とも言えない気持ちが溢れ出したのは今でもはっきりと覚えている。

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ス「ふふ、あの時は嬉しかったなぁ…私、ジュリ君はすぐに他の国に行ってしまうと思ってたから…」

ジ「ステファニーに出会えてなかったら他の国に行ってたかもね。」

「実はステファニーと初めて会ったときから結婚したいと思ってた。」

「この人を誰にも渡したくない。俺が絶対守るって。
…そう決めたものの、帰化したばっかりで指輪を買うお金がなかった。それでなかなかプロポーズ出来なくてさ(笑)」

ス「え、そうだったんだ?
ジュリ君、何も言ってくれないから私がプロポーズしようかと思ってた!

ジ「…懐かしいな。」

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ス「ジュリ君、ありがとう…大好きだよ。」

ジ「こちらこそありがとう。ステファニー、愛してる…」

ス「これからもずっと一緒だよ…」

その日の夜はお互いの体温を確かめ合うかのようにぴったり寄り添って眠った。


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キャラ紹介

※完全に自分の脳内設定です。キャラ壊れ注意!

ジュリ・レイヴァルト(PC)
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旅人としてエルネア王国に訪れ、そこで出会ったステファニーに一目惚れ。ストーカー並の行動力で家まで潜入し、熱烈なアプローチで晴れて恋人に。彼女と結婚する為、この国に帰化することを決めた。

結婚後もステファニーへの愛は変わらず、逆に溢れまくってヤンデレっぽくなる時もある。彼女のことをとても大事に想っている。
第一子のフィオナに対しては溺愛していて、かなり過保護。

性格は初期はクール、現在は一匹狼に。その性格のわりに友達は多く、皆から親しまれている。しかし基本的に口数は少なく、表情もあまり変わらない。

帰化してから一年後に農場管理官に就任する。ただ本人は騎士を目指していたので、仕事をしつつも探索を欠かさなかった。翌年、騎兵選抜戦にエントリー。見事優勝。念願の騎兵に選ばれた。
更にその一年後には騎士隊長、評議会議長に就任。


ステファニー・レイヴァルト(旧姓 トルーマン)
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旅人としてやってきたジュリに一目惚れされ、その熱烈なアプローチと巧みなテクニックで彼の虜に。
結婚後も愛情は変わらず、年上の妻らしく時にはジュリを諭したりなど、彼を支えている。ジュリのヤンデレともいえる愛に最初は戸惑っていたが、だんだん癖になっているらしい。

竹を割ったような性格でかわいい顔して意外とサバサバしている。言いたいことははっきり言う。
基本的には優しく面倒見がよく思いやりがある。

トルーマン家の一人娘の為、両親にはとても大事にされている。特に父親のジャコッベに溺愛されており、ステファニーに悪い虫がつかないように監視されている。
母親のアニタ譲りの武術の才能で帰化した頃のジュリを練習試合で倒したこともある。
現在は魔銃兵。毎日探索に出かけている。


フィオナ・レイヴァルト
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ジュリとステファニーの第一子。生まれてからはジュリが特に溺愛していた。(毎日ミルクを欠かさずあげたり抱っこしたり)
1歳になってからは毎日あちこち出かけているようだ。のんきな性格のわりに将来をしっかり考えており、神殿の巫女になりたいらしい。(一度プリンになりたいと言ったことも…)


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ステファニーの母親。昔は近衛騎士隊に所属していたようだ。(称号と騎士の剣を装備している為)
穏やかで優しいが意外と強か。
現在は農場管理官。


ジャコッベ・トルーマン
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ステファニーの父親。昔は農場管理官をしていたようだ。最初はジュリのことを認めていなかったが、現在は仲良し(?)に。


ジェネ・ブフナー(旧姓セシャン)
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ジュリの親友兼お兄ちゃん的存在。性格は大雑把で細かいことは気にせず、おおらかで優しい。
王太子のメルと結婚した為、将来は王配になる予定。


ブラウン・ブフナー
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ジェネとメルの第一子。将来の国王。


ジャスタス・ロスタン
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ジュリの親友であり憧れ。
頑固一徹な性格な為、気難しいところはあるが根は優しい。


ホセ・マリア・エイメ
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ジュリの親友。よく料理を差し入れしてくれる。


デューク・セシャン
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ジェネの父親。ジュリとは一緒に探索してから仲良くなった。超ワイルドで渋くてかっこいいおじ様。


ジェイソン・ブフナー
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国王でありジュリの親友。気さくで親しみやすく、国民に愛されている。


タマラ・レデーロ
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王国最強の強さを誇る龍騎士。ジュリとは仲良し。彼女と探索に行くと、とても心強い。


ステファムー
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ジュリが命名。由来はステファニーとイムをかけたらしい。他のイムよりは優遇されている。




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説明・注意

☆当ブログは iOS/androidで配信されているスマホアプリ、「ワールドネバーランド エルネア王国の日々」の二次創作サイトです。(プレイ日記、絵、妄想...etc)
ネタバレ、妄想など出てきますので苦手な方はご注意ください。
重要なネタバレが出てくる際は必ずお知らせします。

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ククリア
ナルル(体験版を少し)
エルネア←現在
エルネア以外のワーネバの事についても書いていけたらなと思います(*´ー`*)

☆プレイ記は時系列バラバラ。
PC視点だったりNPC視点だったりコロコロ変わります。文章については素人なので、読みにくいと思います。
基本NLが好き。BL、GLは普通。美味しければ何でもあり!
あくまでも記録として残しておきたいと思い、ブログを立ち上げたので グダグダになること間違いなしです。あと妄想をたくさん詰め込みたくて…(笑)
それでも大丈夫という方はご拝読下さい!


H27.11.24  Juri